今月1日、三井住友銀行が両替手数料の改定を実施。これまで無料だった取り扱い枚数が、11枚から500枚の両替を有料化したのだ。
実はキャッシュレス化の流れの中で、各銀行で両替の手数料が必要な状況が進んでいる。例えば、三井住友銀行の場合、1円玉500枚の両替でかかる手数料はなんと400円。一般の人にとってはあまりピンとこないかもしれないが、両替の手数料が収入に直結する人たちがいるのだ。
「知らなかった。現金決済のお店は大変だ」
「駄菓子屋とかまじきつそう」(ネット上の声)
大量に小銭を扱う商売では、両替に手数料がかかると経営を圧迫する要因になることも。『ABEMAヒルズ』の番組スタッフの親戚が営む茨城県の写真館も、銀行の手数料には頭を悩ませているという。
「何百円という形で取られる。うちは写真館で張り出しの写真とかを販売していて小銭が多く、70円とか100円で売っている商品に数百円の手数料はすごく痛い」
近くの銀行では手数料無料が1回までのため、小銭の処理には銀行口座への入金で対応しているという。
「(入金手数料のかからない)499枚とか、そういう形で数えて定期的に入れるようにしている。(キャッシュレスは)導入している。大きい金額に対してはもちろんクレジットカードを使っていただいているが、写真やプリントとなってくると現金が多かったりする。キャッシュレスで進めていきましょうという時代に、逆に私たちが乗り切れていないのかなという部分もあるし、難しいところ。小さな金額でやっているところは大変だと思う」
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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