キャンプ中の選手の素顔を選手が撮影する「デジっちが行く!」のJ2・FC町田ゼルビアバージョンがABEMA「FC町田ゼルビアを作ろう~ゼルつく~」で放送された。若手からベテランまで様々な選手が見せるサービス精神旺盛な姿や、新加入選手の意外な一面など、ファンにはたまらない内容となったようだ。
昨年も行われた「デジっちが行く!」が、今年はオリジナルであるDAZN「やべっちスタジアム」との正式コラボ企画として帰ってきた。今回は、GK福井光輝、MF平戸太貴、MF吉尾海夏の3人がキャンプ地で撮影役を担当した。まず狙ったのは、今季のチームの宣材写真の撮影現場。選手が1人ずつカメラマンとの撮影に臨んでいる横で、福井が茶々を入れながらカメラを回すと、それに気づいた選手はついつい変顔や変なポーズを作ってしまう。昨季町田でほとんどの試合でスタメン出場し、今季完全移籍を果たしたMF高江麗央がノリノリでポーズを取ると、撮影していた福井も思わず「完全移籍でくるとこうなるか」とそのサービス精神に笑っていた。
昨季ゴールパフォーマンスが毎回ゼルビアポーズだったことで「ゼルつく」でもおなじみのMF吉尾は、撮影の自由演技タイムで「おっぱっぴー」ポーズを披露。「ポーズが大きすぎる」とカメラマンに指摘されると、そのままちょっとずつ小さくなった「縮めおっぱっぴー」を開発し周囲を笑わせた。
今季から李漢宰の背番号6を引き継いだMF佐野海舟は、6番を背負う意気込みをカメラに向かって語っている途中からなぜかどうしてもコマネチのポーズをとりたくなってしまう様子。これには「漢さんこれ見たら泣くぞ」のツッコミが入っていた。
キャンプ中、町田ゼルビアの藤田晋オーナーから高級海鮮の差し入れが届く一幕があった。これにはDF三鬼海が「俺、海鮮がいちばん好きなんです」と大興奮。その中でもウニが大好物とのことだったが、続けて「僕の愛犬の名前が『ウニ』なんです」と衝撃の事実を明かした。
「魚の油は体にいい。さすが藤田さん」と海鮮の差し入れをしてくれた藤田オーナーに対する感謝を伝えようとした新加入のFW鄭大世。しかし、「サイバーエージェント」と言いたかったところを「サイバージャパン」と口走る痛恨のミスをおかしてしまう。サイバージャパンとはセクシーなことで知られるモデル&ダンサーグループで、これには番組のコメント欄も「ちがうだろww」「わかってて言ってるでしょw」などと大盛り上がり。鄭大世は「ガチで間違えた」と焦っており、意外な天然ボケっぷりを見せていた。
他にも、新加入のMF長谷川アーリアジャスールや、ベテランFW中島裕希、グルイッチヘッドコーチにポポヴィッチ監督まで登場するなど、様々な面々の和気あいあいとした姿が見られる企画となった。
※高江麗央の「高」は正式にははしご高
(ABEMA/「FC町田ゼルビアをつくろう~ゼルつく~」より)