アメリカ連邦機関CTU(テロ対策ユニット)の捜査官ジャック・バウアー(キーファー・サザーランド)が凶悪なテロ事件と戦う姿を描いた世界的大ヒットシリーズ『24』(邦題:『24-TWENTY FOUR-』)のシーズン1をベースに、“日本初の女性総理”誕生への期待が高まる総選挙当日の24時間を克明に描写する、シリーズ史上初の日本版リメイク『24 JAPAN』。衝撃の最終回まであとわずか…2月26日(金)に放送される第20話では、日本初の女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画を企てるテロ集団が一時的に停電させようと場所で、CTUに勤める主人公・獅堂現馬(唐沢寿明)が、ついにテロ計画の“核心”へと駒を進める。そんなクライマックスの起点となる第20話では、大本命の《ラスボス》を演じる竜雷太が満を持して登場。竜は、麗の暗殺計画を推し進めるアンドレ・林(村上淳)とアレクシス・林(武田航平)兄弟の父で、テロ組織の総元締であるビクター・林を熱演する。
▶映像:最新話、第19話『18:00P.M.-19:00P.M.』を観る
ビクター・林は、アメリカ版で名優デニス・ホッパーが演じたビクター・ドレーゼンに準じる役どころで、御年81歳の大ベテラン俳優・竜が熱演。第20話ではついに唐沢演じる現馬と対峙する。無言の初登場シーンでは、体全体から静かな威圧感を発する竜。さらにこみ上げる激しい怒りや、狂気に満ちた笑いと、次々に鳥肌が立つような演技を繰り広げる。そんな竜を前に、唐沢も緊迫感を漂わせる迫真の演技で応戦。
■第20話『7:00P.M.-8:00P.M.』(2月26日放送)あらすじ
日本初の女性総理候補・朝倉麗(仲間由紀恵)の暗殺計画を目論むアンドレ・林(村上淳)とアレクシス・林(武田航平)兄弟――2人を中心としたテロ集団がなぜか午後7時20分から5分間だけ停電させようとしていた場所は、暗闇が広がる何もない場所だった! だが、CTU(テロ対策ユニット)第1支部A班の班長・獅堂現馬(唐沢寿明)は「何もないからこそ、何かが起こる」と直感。「これ以上調べても無駄だ」と判断したCTU東京本部の第1支部長・鬼束元司(佐野史郎)はCTUへ戻るが、現馬はただひとり現地に残り、辺りを念入りに調べる。やがて現馬の勘は的中! 怪しげな施設を発見した現馬は侵入を試みるが、武装した男たちの急襲を受け、意識を失ってしまう――。
一方、テロ集団の暗殺者に殺されかけた現馬の妻・六花(木村多江)は、極限状態でのショックが起爆剤となり、失っていた記憶を取り戻すことに! その頃、六花とはぐれた娘・美有(桜田ひより)は不運にも、裏取引のおとり捜査に巻き込まれ、警察に連行されてしまう。自分の父はCTUの職員で、自分は取引とはまったく無関係だと訴える美有。だが、さらに不運なことに、まったく信じてもらえず…。
そんな中、事態は各地で急展開を見せる。総選挙の投票終了時間が迫る中、会見を開いて長男・夕太(今井悠貴)にまつわる一連のスキャンダルを告白した麗は、夫・遥平(筒井道隆)から「すべてが終わった」と冷たく背を向けられ、修復不可能な決裂の時を迎えることに…。さらに、現馬が見つけた施設の正体、そしてアンドレとアレクシス兄弟の“天地がひっくり返るような真の目的”も判明! 現馬はついにテロ計画の“核心”へと駒を進める――。