那須川天心、久々の55kgマッチで“キレッキレ”の肉体を披露「自分でも動きを制御できないかも」
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 RISE年間最大のビッグマッチである横浜アリーナ大会(2月28日)を翌日に控え、27日に公開計量と記者会見が行われた。メインイベントは那須川天心vs志朗。今年初ファイトとなる那須川に挑むのは、挑戦者決定トーナメントを勝ち上がった志朗だ。

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 両者は一昨年の世界トーナメント決勝でも対戦。その時は那須川が判定勝ちを収めたが、志朗の健闘も光った。それ以降「負けた日を1日も忘れていない。どうすれば勝てるか考えて続けてきました」と志朗。ムエタイがベースだが挑戦者決定トーナメントでもRISEルールへの対応、ボクシングスキルの向上が目立った。那須川戦に向け、その部分にさらに磨きがかかっているのは間違いない。

 一方の那須川は、事前のインタビューから「9分間騙し続ける」と、独自の言葉で試合への意気込みを語っている。この会見では、冒頭で「久々に適正階級で試合ができる」とコメントした。

那須川天心、久々の55kgマッチで“キレッキレ”の肉体を披露「自分でも動きを制御できないかも」
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 この試合の体重は55kg。那須川にとって適正階級だ。ここ数年はそれよりも重い体重で試合をすることが多かった。幅を広げなければ相手が見つからないのだ。しかし今回は、最強の挑戦者とも言える志朗とベスト体重での対戦。「実力で上がってきた選手」と、那須川も志朗を称える。同時に「ここまで来たことを評価しつつ、前回以上の屈辱を与えたい」とも。

 55kgでの久々の試合。計量での那須川の身体はいつも以上にキレているように見えた。フィジカルトレーニングにも励んできたから、同じ55kgでも数年前とは質が違うという自負もある。

「自分でも楽しみですね。どれだけスピードが出るのか。そのスピードを使うかどうかも。以前よりも筋量が増えていて、上の階級でやってもスピードが上がってる。その上で体重削ったのでどうなるか。自分でも制御できないかもしれない。自分でも不思議な感覚です。明日の自分に期待してますね」

 那須川自身が「制御できない」というほどの動きとは、いったいどんなものなのか。明日の志朗戦では、キャリア最強の那須川天心が見られると断言できる。

文/橋本宗洋

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