将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が2月28日に行われ、飯島栄治八段(41)と千田翔太七段(26)が午後2時から対局を開始した。勝者はBブロックの準決勝に進出、村山慈明七段(36)との対戦が決まる。
飯島八段は、2000年4月に四段昇段。竜王戦3組(1組:3期)、順位戦C級1組。今年度は公表分で27勝13敗、勝率.675と絶好調。七段昇段後、公式戦通算190勝を果たし、今月2日に八段昇段を果たした。段位別予選は、開幕時に七段だったことから、そのまま七段戦に参加している。
千田七段は、2013年4月に四段昇段。竜王戦2組、順位戦B級1組。昨年度、朝日杯将棋オープンで活躍し、自身初となる棋戦優勝を果たした。将棋ソフトを用いての研究でもよく知られる存在で「AI時代の申し子」といった表現をされることもある。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は千田七段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






