将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が3月4日に行われ、田村康介七段(44)と佐々木勇気七段(26)が午前10時から対局を開始した。勝者は午後2時から、佐藤和俊七段(42)と対戦する。
田村七段は1995年10月に四段昇段。竜王戦5組、順位戦C級1組。2003年度の新人王戦で優勝歴がある。早見え早指しであることから「マッハ」、またその体格のよさから「親方」などと呼ばれ、ファンから親しまれている。
佐々木七段は2010年10月に四段昇段。竜王戦1組(1組:1期)、順位戦B級2組。2013年度に加古川青流戦で優勝経験がある。今期、順位戦では藤井聡太王位・棋聖(18)ととにも、B級1組への昇級を決めた。2020年度の勝率も7割を超え、今後さらに活躍が期待される若手の一人だ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は田村七段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)







