老舗刃物メーカーの「貝印」から、世界初となる“紙”カミソリが誕生した。
貝印が2日に発表した、世界初の「紙カミソリ」。プラスチックの使用率を従来比98%減まで抑えた一方、水やお湯(約40度)に濡れてもOK。組み立て式になっていて、組み立て前は薄さ約5mm、重さは約4gと軽いながらも、持ちやすさや切れ味にこだわって設計されたという。
『ABEMAヒルズ』が貝印に話を聞いたところ、「いつも清潔で快適さを提供する『1DAYカミソリ』」という当初のコンセプトから、「1DAYであれば当然、エコの要素を取り入れることが必要であるため、紙ハンドルを採用した」とのこと。耐水性を持つ紙の選定では、製紙メーカーからサンプルを取り寄せてテストを繰り返したという。
また、紙ならではの特色もあるそうで、「旅行・出張などにも持ち運びやすい。グラフィックの自由度が高く、本体に好きな色やデザインをプリントすることが可能」だとし、「デザイナーコラボやご当地のお土産用といった新しい販路の開拓にも期待」していると話した。
(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)
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