将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が3月4日に行われ、阿久津主税八段(38)が中川大輔八段(52)に74手で勝利した。
横歩取りから始まった一局は、歩の交換を終えたあたりから早くも阿久津八段が有利に。その後も桂馬を有効に使いながら攻め立て、危なげなく終盤へ。自陣にほぼ手をつけられないままの快勝を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する八段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)