『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、パンサーの尾形貴弘と、タレントの藤本美貴が登場。「夫婦間でのモラハラ&DV撲滅」をテーマに、特別授業を行った。
番組には“担任役”としてオードリーの若林正恭、“生徒役”には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、歌手の青山テルマ、タレントの井口綾子、THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの陣らが出演。
妻のことが大好きすぎるがゆえに、嫉妬心を強く持ち、妻の行動をあれこれ制限しているという尾形。「奥様がやってはいけない禁止事項一覧」が紹介されると、出演者からは悲鳴に近い驚きの声が上がった。
そこには「恋愛ドラマ見るの禁止」「男性美容師に散髪してもらうの禁止」「宅配便の人と話すの禁止」「人前に出るのにメイクするの禁止」「Vネック、ショートパンツ禁止」など、13個の項目が並んでいた。
井口は「生活できない」、青山は「全部理解できない」とあ然。若林が「宅配便なんてどうするの?」と聞くと、尾形は「宅配便ってのは来る人が決まってるんですよ。毎回その人が来るから仲良くなるの、自然と。20分くらい話してるのとか見てますし」と言い訳。さらに「一緒に部屋入ってくのとかも目撃してますし……」というと、澤部は「荷物持って行くだけ」とツッコミを入れ、笑いを誘った。
このように尾形が妻の行動を禁止する理由は、「大好きで心配だから」だという。一方、妻は「本当にめんどくさい」と思っているものの、「最初から尾形さんがそういう人だと思って結婚したから受け止めている」「これで嫌いになることはない」という。
しかし、尾形が決めた禁止事項一覧は、社会的DVや精神的DV、性的DVなどに当てはまる可能性があるそう。それを知った尾形は驚いた様子で「共感してくれると思っていた」と意気消沈。
すると、吉村は「全部自分も同じにしてみたら?」と提案。他の出演者らも共感し、「レジも男性の方行きなよ」「メイクさんも女性ダメ」というと、尾形は少し考え込んだ様子で、「そういう考え方ですね……」と呟いた。
続けて、「自分のことしか考えてなかったのかな」と反省の色を示し、「自分ちょっと、違うのかなっていうのはわかってきました。この勉強会で」とコメント。
さらに、番組の最後では、藤本が妻から尾形への手紙を朗読。尾形は神妙な面持ちで受け止め、「こっから真人間になってやっていきます。あいちゃん愛してる」と心を入れ替えることを誓っていた。