いつの時代も人々を楽しませてくれるモノマネタレントは、どうやって会得するのか。ビューティーこくぶとミラクルひかるが、知られざるモノマネ会得術を独特な感覚で解説した。「ABEMA BOATRACE TOWN『知識で争う波乗王』」3月13日放送回に生出演したビューティーこくぶとミラクルひかるは、ボートレースアンバサダーの植木通彦が大のモノマネ好きということもあり、番組中に幾度もモノマネを披露。「クセを掴むのが上手」「細かいところも丁寧」と植木がその都度絶賛する中、レパートリーへの話へと発展した。
ビューティーこくぶは「少ない」と謙遜しながらも、「40とか50」はあるとのこと。一方のミラクルひかるは「20くらい」だそうで、「小学校くらいから増えていない」と笑った。続けて井戸田が「モノマネを会得するのに大事にしていることは?」と質問すると、ビューティーこくぶは「自分の脳内を、その人の状態にさせることが一番」とし、「その人の状態にさせると自分の体に自然と入ってくる」と説明。モノマネを「やれる、やれない」の判断に関しては「自分で(その人の状態を)入れて聞いてみて、全く違ったら一旦、置く」のだそうだ。
これにミラクルひかるは「ビューティーさんの言っていることは、宇宙人レベルの天才的なこと」としながらも、自身の会得術については「一旦、その人の顔を私の顔にしてみて、完璧にそれを歌っているのが私だって思えればできる」と説明。「宇宙人レベルの話はそっちだよ」と即座に井戸田のツッコミが入ったものの、ビューティーこくぶも「分かる気がする」とのことで、ミラクルひかるは「脳を騙す」のが重要とも続けた。
「2人共、憑依型だもんね」。感心した井戸田が「ビューティーさんは完全に憑依で、ミラクルは憑依の後、その人のどこかを少し壊す」と評すると、ミラクルは大笑いしつつ自身の芸風に「最近、ちょっと罪悪感が生まれてきた」と告白。「私、何やって人を傷つけているんだろう」との気持ちを打ち明けた後に「この仕事、すごい怖い」とも語ると、すぐさま「まぁ私だけかもしれませんけどね、この仕事方法は」とも笑いながら自己分析して、井戸田らを爆笑させた。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)