将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が3月18日に行われ、八代弥七段(27)が佐々木慎七段(41)に144手で勝利した。八代七段は午後7時から、片上大輔七段(39)と対戦する。
2020年度の勝率が7割を超える八代七段は、佐々木七段の三間飛車に対して、居飛車穴熊で対応。相手が美濃囲いから穴熊に組み替えたあたりから、少しずつリードを奪い始めた。先に仕掛けてきた佐々木七段の攻めをしっかりと受け止めると、終盤にかけては一気の攻め。寄せ合いになったが、逆転を許さず力強く勝ち切った。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)