将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が3月19日に行われ、石井健太郎六段(28)が及川拓馬六段(33)に83手で勝利した。石井六段は、次局に勝利すれば本戦出場が決まる。
相掛かりから始まった一局は、その後両者とも腰掛け銀、さらには角交換とお互いが出方を探り合うと、先に馬を作った石井六段が徐々に中盤からリード。馬を起点に及川陣を崩しだすと、一気に形勢が傾き、そのまま勝負を決めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)