いよいよクライマックスを迎える「Re:ゼロから始める異世界生活」(以下、リゼロ)の2nd season。前半クールで各方面に張り巡らせた伏線を、後半クールで一気に回収するという流れは、ナツキ・スバル役の小林裕介によれば「どこかRPGっぽいところもあった」というほど、爽快感のあるものだった。そんな中で、1st seasonと2nd seasonで大きく印象が変わったキャラクターが大罪司教・怠惰担当のペテルギウス・ロマネコンティ。エミリアの第一の試練で明らかになったジュースと名乗っていたそのキャラクターの悲しい過去と変貌ぶりは、小林の胸に強烈に突き刺さるものがあった。最終回が近づいた2nd seasonの振り返りとともに、悲しき大罪司教についての思いを聞いた。