『花郎<ファラン>』とは?

パク・ソジュン、パク・ヒョンシク、SHINeeのミンホ、BTSのVなど豪華キャストが出演︕『花郎<ファラン>』登場人物・キャストを徹底解説
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 大ヒットドラマ『梨泰院クラス』のパク・ソジュンが初めて時代劇に挑戦した青春ドラマ。高句麗、百済と拮抗していた三国時代の新羅を舞台に、賎民という身分を隠し、亡くなった親友の仇を打つため、王の親衛隊である“花郎(ファラン)”となる主人公を熱演している。同じ花郎として切磋琢磨していく美しき青年たちにアイドル出身のパク・ヒョンシクやSHINeeのミンホ、BTSのVといった豪華な顔ぶれが扮しているのも見どころ。華やかな個性を持つ彼らの活躍から目が離せない。

『花郎<ファラン>』あらすじ

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 6世紀の新羅。幼くして即位した第24代真興(チヌン)王(パク・ヒョンシク)は、母で摂政を務める只召(チソ)太后(キム・ジス)の命令で王宮を離れ、身分を隠して暮らしていた。一方、賤民の村で育ったムミョン(パク・ソジュン)は、親友のマンムン(イ・グァンス)と共に都に潜入するが、マンムンが王の顔を見てしまったことから禁衛将に追われ、深傷を負う。そんな彼を助けたのはマンムンの実父だった。彼のおかげで一命をとりとめたムミョンは死んでしまったマンムンの本名“ソヌ”を名乗り、彼の妹であるアロ(Ara)を守るため、新たに設立された王の親衛隊“花郎(ファラン)”に志願する。

『花郎<ファラン>』全話配信中(字幕)
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『花郎<ファラン>』主な登場人物・キャスト紹介

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ソヌ/ムミョン(無名)(パク・ソジュン)


 自分の親が誰であるかも知らないまま、賤民の村でムミョン(無名)と呼ばれながら成長する。親友であるマンムンと共に都に行き、彼の実父アンジと会ったことから運命が急転。花郎の一員として厳しい訓練を受けることになる。また、“妹”であるアロに対して特別な感情を抱き出す。

 ソヌ/ムミョンを演じているのは1988年 12月16日生まれのパク・ソジュン。学園ドラマ『ドリームハイ2』(12)で俳優としての活動を本格的に始動後すぐにその実力が評価され、14年の『魔女の恋愛』では、トップ歌手としても知られる女優オム・ジョンファの相手役に抜擢された。『彼女はキレイだった』(15)、『サム、マイウェイ~恋の一発逆転!~』(17)といったラブコメディで魅力を発揮した後、サクセス・ストーリー『梨泰院クラス』(20)では、夢に向かってまっすぐ進む主人公を力強く演じた。『花郎<ファラン>』では、ほこりにまみれた長髪姿で登場。“犬鳥”というニックネームのワイルドな青年が花郎となったことで徐々に覚醒し、自らの本分に気づいていく。吹き替え版では『おそ松さん』の櫻井孝宏が声を担当。

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ジディ/真興(チヌン)王/彡麦宗(サムメクチョン)(パク・ヒョンシク)


 7歳で新羅の第24代王に即位したが、権力争いが続く王宮に止まることを危険視した母・只召太后の命令によって追放され、正体を隠して生きてきた。花郎の集団が作られると聞き、ジディという偽名で志願する。不眠症を和らげてくれるアロに興味を抱き、惹かれていく。

 ジディ/真興王/彡麦宗を演じているのは1991年11月16日生まれのパク・ヒョンシク。2010年にボーイズグループZE:Aのメンバーとしてデビュー。音楽活動と並行して『相続者たち』(13)などのドラマにも出演。就職に悩む末っ子を演じた家族ドラマ『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』(14)ではKBS演技大賞の新人賞に選ばれた。そのほかの出演作に『上流社会』(15)、『力の強い女 ト・ボンスン』(16)などがある。 『花郎<ファラン>』では、母親への反発から人を信じることができないジディ役をクールに演じている。後半へと進むにしたがって王としての威厳が輝き出す。吹き替え版では『涼宮ハルヒの憂鬱』の小野大輔が声を担当している。

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アロ(Ara)


 真骨(王族の身分)である医師キム・アンジと賤民の母の間に生まれる。父から医学を学んだほか、物語を魅力的に語り聞かす能力を持ち、人気を集めている。幼い頃に生き別れ、家に戻ってきた兄ソヌになぜか心惹かれ、そんな自分の感情に戸惑いを覚える。

 アロを演じているのは1990年2月11日生まれのAra。03年に学園ドラマ『四捨五入』でデビューし、07年には、日本映画『蒼き狼 ~地果て海尽きるまで~』にも出演。大ヒットした『応答せよ1994』(13)で見せたはつらつとした演技で新境地を開いた。そのほかの出演作に『ヘチ 王座への道』(19)、『ドドソソララソ』(20)などがある。『花郎<ファラン>』では、ジディから思いを寄せられながらも、ソヌに対する愛情を持ち続けるアロを、さわやかに演じている。吹き替え版では、ナタリー・ポートマンやハン・ヒョジュの声でもおなじみの坂本真綾が声を担当している。

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スホ(ミンホ(SHINee))


 只召太后を支える重臣キム・スプの息子。美しい外見と武術の腕で知られている。その一挙手一投足に心を奪われる女性は多いが、彼自身は只召太后に対して憧れの気持ちを抱いている。パンリュとは犬猿の仲で、衝突を繰り返す。

 スホを演じているのは、1991年12月9日生まれのミンホ。08年にボーイズグループSHINeeのメンバーとして歌手デビュー。『花ざかりの君たちへ』(12)、『メディカル・トップチーム』(13)、『初めてだから』(15)、『都会の男女の恋愛法』(20)など、ドラマ出演も多数。映画『アンダードッグ 二人の男』(16)ではマ・ドンソクと共演し、ハードなアクションも見せた。『花郎<ファラン>』では、茶目っ気たっぷりで少年のようだったスホのめざましい成長を表現。舞のシーンでは、さすがの美しさを見せた。吹き替え版では『コードギアス 反逆のルルーシュ』の福山潤が声を担当している。

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ハンソン(V(BTS))


 真骨(王族の身分)の一員で、祖父の期待を一身に背負って花郎となる。子どものようなマイペースさで年上の仲間たちに接し、可愛がられている。異母兄のタンセがソヌの郎徒となったことに驚く。

 ハンソンを演じているのは1995年12月30日生まれのV(本名キム・テヒョン)。世界の音楽業界の話題を独占するまでに成長したボーイズグループBTS(防弾少年団)のメンバーとして13年にデビューを果たす。演技初挑戦となった『花郎<ファラン>』ではピュアな魅力のハンソンになりきり、同じグループのジンと共に劇中歌にも参加した。吹き替え版では『恋するアプリ Love Alarm』の本橋大輔が声を担当している。

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パンリュ(ト・ジハン)

※写真左

 只召太后の権力を奪おうと画策する重臣パク・ヨンシルの養子。常に仲間たちに囲まれているが、心を開かず、笑顔を見せることもほとんどない。ライバル関係にあるスホの妹スヨンに密かに心惹かれるようになる。

 パンリュを演じているのは1991年9月24日生まれのト・ジハン。09年に『帰ってきたプリンセス』でデビュー後、『お金の化身』(13)や『100日の郎君様』(18)といったドラマに出演。昨年8月に兵役を追え、今後の活躍が期待されている。『花郎<ファラン>』では、義父の思惑を受けて動かなければならないパンリュの葛藤を隙のない演技で見せた。吹き替え版では俳優の森宮隆が声を担当している。

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ヨウル(チョ・ユヌ)


 母は聖骨だが、父親の顔を知らずに育つ。美しく着飾ることしか興味がないようにも見えるが、あらゆる方面にアンテナを広げて、様々な情報を握っている。

 ヨウルを演じているのは、1991年7月27日生まれのチョ・ユヌ。11年に『美男<イケメン>ラーメン店』でデビュー後、『相続者たち』(13)、『復讐のカルテット』(17)といったドラマに出演。昨年2月に除隊した際にはウェブドラマ『あなたを注文します』(15)で共演した東方神起のユンホが出迎えたことで話題を呼んだ。吹き替え版では『CHEATING CRAFT』の山口智広が声を担当している。

『花郎<ファラン>』その他の登場人物・キャスト紹介

只召(チソ)太后(キム・ジス)


 真興王/彡麦宗の母。アンジと婚約していたが、王族同士の結婚に追い込まれ、早くに未亡人となる。幼くして即位した息子を隠し、摂政として王権を掌握。花郎を創立する。只召太后役のキム・ジスは92年にデビュー。ドラマを中心に活躍しているほか、映画『チャーミング・ガール』(05)でも印象的な演技を見せた。主な出演作に「記憶~愛する人へ~」(16)、『リセット~運命をさかのぼる1年~』(20)などがある。

キム・ウィファ(ソン・ドンイル)


 只召太后に命じられ、花郎の長である風月主となる。飄々とした態度で命令に従いつつ、自らの理想を若き花郎たちに託そうとする。キム・ウィファ役のソン・ドンイルは、90年代から活躍するベテラン。コミカルな演技で知られていたが、『チュノ~推奴~』(10)でさらにその実力を知らしめた。大ヒットした『応答せよ』シリーズ(12~15)ではヒロインたちの父親役を好演。映画『探偵なふたり』シリーズ(15&18)では、クォン・サンウと名コンビぶりを発揮している。

アンジ(チェ・ウォニョン)


 愛し合っていた只召太后と別れた後、賤民の妻と結婚。医師として働き、息子ソヌと娘アロに恵まれるが、只召太后によって妻を殺され、息子も捨てられてしまう。ようやく再会したソヌの死後、彼の名を名乗るムミョンを見守る。アンジ役のチェ・ウォニョンは02年にデビュー。都会的なルックスを生かし、多くの作品に出演してきた。主な出演作に『月桂樹洋服店の紳士たち~恋はオーダーメイド!~』(16)、『SKYキャッスル~上流階級の妻たち~』(18)、『サンガプ屋台』(20)などがある。

マンムン/ソヌ(イ・グァンス)


 幼い頃に賤民たちの村に捨てられ、養父ウルクに育てられる。ムミョンとは兄弟のような間柄で、互いを唯一無二の存在と感じている。家族を探すために都に潜入し、図らずも王の顔を見てしまったことから命を奪われる。マンムン/ソヌ役のイ・グァンスは190センチの長身を生かしてモデルとして活躍。俳優に転身後09年の『明日に向かってハイキック』で注目される。独特のキャラクターは『ランニングマン』などのバラエティ番組でも生かされている。その他の作品に『アントラージュ~スターの華麗なる人生~』(16)、『ライブ~君こそが生きる理由~』(18)などがある。

叙明(スンミョン)王女(ソ・イェジ)


 新羅の王女。孤独に育ち、母である只召太后によく似た冷酷な面を持つ。武術にも優れ、花郎たちの指導に当たる。彡麦宗の許嫁とされてきたが、ソヌに興味を持つ。叙明王女役のソ・イェジは13年にシットコム『じゃがいも星2013QR3』でデビュー。『花郎<ファラン>』への出演後、『君を守りたい~SAVE ME~』(17)、『無法弁護士~最高のパートナー』(18)、『サイコだけど大丈夫』(20)と、主演級の活躍が続いている。

タンセ(キム・ヒョンジュン)


 ハンソンの異母兄。母が使用人だったため、身分が低く祖父に疎まれている。武芸の腕を生かし、ソヌの郎徒となる。タンセ役のキム・ヒョンジュンはモデルとして活躍後、12年に『美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート』でドラマデビュー。男性的なルックスを生かして『黒騎士~永遠の約束~』(17)、『油っこいロマンス』(18)、『チャングムの末裔』(18)といったドラマで活躍している。

スヨン(イ・ダイン)


 スホの妹。同じ身分の娘たちよりも、自由なアロに親しみを覚え、幼い頃から友情を育んできた。兄の天敵であるパンリュのことが気になる。スヨン役のイ・ダインは14年にデビュー。『黄金の私の人生』(17)、『ドクタープリズナー』(19)、『アリス』(20)といった作品に出演してきた。母キョン・ミリ、姉イ・ユビも俳優として活躍している。

ウルク(キム・ウォネ)


 賎民たちの村でムミョンとマンムンを育てる。実は太鼓やカヤグムなどの楽器の達人。花郎となったムミョン(ソヌ)の前に師匠として姿を現す。ウルク役のキム・ウォネは舞台出身のベテラン俳優。シリアスからコメディまで自由自在に見せる演技力で知られ、『キム課長とソ理事~Bravo! Your Life~』(17)、『熱血司祭』(19)、『スタートアップ:夢の扉』(20)といったヒット作への出演が続いている。

パオ(ユ・ジェミョン)


 只召太后の命を受け、幼い頃から真興王/彡麦宗を守ってきた護衛武士。どこにいても口笛ひとつで彼のもとに駆けつける。パオ役のユ・ジェミョンは、地元・釜山で演劇活動を続けた後に映像の世界へ。15年の人気ドラマ『恋のスケッチ~応答せよ1988~』に出演して以降、知名度を上げ、『秘密の森~深い闇の向こうに~』(17)、『自白』(19)、『梨泰院クラス』(20)、『ヴィンチェンツォ』(21)と、話題のドラマで活躍している。

ピジュギ(キム・グァンギュ)


 書籍をはじめ様々な品物を扱う流行発信地『多易書(タイソ)』の店主。独自の情報網を駆使して、キム・ウィファに協力する。ピジュギ役のキム・グァンギュは99年にデビューし、01年の映画『友へ チング』で演じた教師役で注目された。主な出演作に『病院船~ずっと君のそばに~』(17)、『無法弁護⼠~最⾼のパートナー』(18)、『検事ラプソディ~僕と彼女の愛すべき日々~』(19)などがある。

パク・ヨンシル(キム・チャンワン)


 朝廷の重臣だが、只召太后に反発し、新しい王を即位させようと暗躍している。パク・ホの息子で養子に迎えたパンリュも自らの野望の実現に利用。パク・ヨンシル役のキム・チャンワンは70年代に歌手として活動を開始。数々のヒット曲で知られる。俳優としても『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』(18)、『サイコだけど大丈夫』(20)など、数多くのドラマに出演している。

『花郎<ファラン>』まとめ

 虐げられた場所で育った男ソヌと、王として生まれながらもそのことを隠して生きてきた男ジディの出会いと成長を描く青春時代劇『花郎<ファラン>』。伸びやかな個性を持つ女性アロをめぐる三角関係や、共に花郎となった美しく華やかな仲間たちとの共同生活など、見どころたっぷりのドラマだ。少年のようなやんちゃな顔を見せていた彼らが、様々な試練を経ていく中で友情を育み、国を支える存在として々しく変貌していく姿をお見逃しなく。

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