将棋の叡王戦段位別予選(五段戦)が4月5日に行われ、古森悠太五段(25)が長岡裕也六段(35)に勝利、本戦出場を決めた。
同日に準決勝で勝利、本局に臨んでいた古森五段は、四間飛車を採用。長岡六段の居飛車との対抗形で進めた。中盤の主導権争いでは、長岡六段にリードされる局面もあったが、攻められていた9筋から逆襲。際どい攻め合いでも逆転を許さず勝利を収めた。古森五段は、四段戦を制した前期に続く本戦出場。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。21人が参加する五段戦は優勝者の1人だけが本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)