「学校ストライキ」で温暖化対策訴える大学生 危機感を伝える難しさに環境活動家・露木志奈氏「“どちらでもいい人”をどれだけ巻き込めるか」 ABEMAヒルズ 2021/04/06 11:40 拡大する 「温室効果ガス 削減目標引き上げて」「持続可能な未来約束して」。こんなメッセージを掲げた学生たちが今月2日、東京・霞が関に集まった。【映像】「学校ストライキ」で温暖化対策訴え 政府に対し地球温暖化対策の強化を訴える活動だが、この日は平日の金曜日。彼らは入学式や春期講習など、学校を休んで温暖化対策を訴えたのだ。京都や仙台、鹿児島でも同様の活動が行われた。 活動を始めたきっかけについて、鹿児島大学2年生の中村涼夏さんは「4月中に温室効果ガス削減目標といわれる、通称『NDC』といわれるものの2030年目標が決定、報告される。今世界では2010年度比で45%の削減が求められていて、日本のある研究では2030年までに62%を削減しなければいけないという中で、今の小泉(環境)大臣だったりいろんな方の発言を見てみると、62%は難しくて50%近くまでしか上がらないと。2050年カーボンニュートラルは難しいと私たちは思っているので、そういうところに声を上げるために『学校ストライキ』して街頭に立っていた」と話す。 続きを読む