将棋の叡王戦段位別予選(四段戦)が4月6日に行われ、石川優太四段(26)が出口若武五段(25)に124手で勝利した。石川四段はこの後、午後7時から決勝で井出隼平五段(29)と対戦。勝者が本戦出場を決める。
出口五段の居飛車、石川四段の三間飛車という対抗形で始まった一局は、中盤まで互角のまま激しい終盤に。石川四段の美濃囲いを、出口五段が必死に崩そうとする最終盤となったが、1分将棋の生でもミスなく指した石川四段がなんとか振り切り、熱戦をものにした。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。17人が参加する四段戦からは優勝者1人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)