将棋の叡王戦段位別予選(八段戦)が4月9日に行われ、広瀬章人八段(34)と糸谷哲郎八段(32)が午後2時から対局を開始した。勝者は午後7時から、本戦出場をかけた決勝で、藤井聡太王位・棋聖(18)と対戦する。
広瀬八段は、2005年4月に四段昇段。竜王戦2組(1組以上:3期)、順位戦A級(A級:7期)。タイトルは竜王、王位でそれぞれ1期の計2期獲得。棋戦優勝は若手棋戦の新人王戦で1回。安定した戦いぶりで常に各棋戦の上位で戦うトップ棋士の一人だ。
糸谷八段は、2006年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組以上:7期)、順位戦A級(A級:3期)。タイトルは竜王で1期、棋戦優勝は新人王戦で1回だ。早見え早指しかつ、独創的な指し回しを見せることから、度々「糸谷ワールド」と称される。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。28人が参加する八段戦は3組に分かれ、各組優勝の3人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
持ち時間は各1時間で、振り駒の結果、先手は糸谷八段。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






