「ありがとうございマッチョ」マッチョバー店長・八木ら12名の二次選考合格者を発表『格闘ドリーマーズ』
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 10日に『格闘ドリーマーズ』が放送され、2泊3日におよぶ合宿が終了。さらに12名の合格者が発表された。『格闘ドリーマーズ』とは、波乱万丈の人生を生きる金の卵たち=DREAMERSが、LDH martial artsとの契約を目指してサバイバルする格闘オーディション番組だ。

【映像】笑いと涙あり…運命の合宿最終日

 二次オーディション合格者は、高木オーディン祥多、宇佐美パトリック、八木敬志、岡田達磨、安永吏成、鈴木崇矢、齋藤奨司、中村倫也、名津井颯、柳田龍彌、山内渉、漆間將生。

 元DREAMフェザー級王者で総監督を務める高谷裕之は、那須川天心も登場した3日間の合宿を振り返って「いや、こんなに情が入るとは思ってなかった。3日間の思い入れがありすぎて、途中泣くかと思いました」と照れくさそうに笑う。全国高校ラグビー大会で全国優勝した経歴を持ち、マッチョバー店長を務める八木が「合格、ありがとうございマッチョ」と喜びを爆発させるなど、合格者たちは安堵したように喜びをかみしめていた。

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 オーディションでは、2泊3日の合宿で総合格闘家としての技量はもちろん、持久力に加えて練習に取り組む姿勢、ハートの強さといった複合的な能力が試され、中見舞いに訪れた武知海青神谷健太、LIKIYA(THE RAMPAGE from EXILE TRIBEの)があまりにハードな練習メニューに驚き、LIKIYAが「キツいな……」と絶句する場面もあった。

 合宿に飛び入りで参加した那須川は、マススパーリングに飛び入り参加して圧倒的な力の差で格闘技の厳しさを叩きこむなど、参加者たちの闘争心に火をつけた。最終日のガチンコスパーリングを経て、二次オーディションは終了。合格者たちはそれぞれに喜びのコメントをした。

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 高木オーディン祥多は神谷健太(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)に「誰に報告します?」と問われると「家族ですね」と笑顔に。宇佐美パトリックは「最後まで残りたいですね。マジで僕、練習します。置いていかれへんようにやります」と合格に浮かれずにコメントをした。

 二次通過者たちを「お疲れマッチョ」とねぎらって回っていたのは、マッチョな店員が接客をする「マッチョバー」の店長の八木敬志。カメラに向かって「合格、ありがとうございマッチョ」と喜んでみせるなど、合宿のムードメーカーキャラは健在だ。

 岡田達磨は最終スパーで一度は相手の反則で勝負が終わってしまったものの、その後腐らずに再戦を受けた姿を高谷は「格好いい」と評価。岡田は「『ここで引いたら男じゃない』と思って、全力でぶつかりました」と一戦を振り返った。

 安永吏成について、高谷は怪我をしながらも練習に取り組む姿勢やパフォーマンスの高さが合格理由だと説明。安永は「最後まで、こうやってずっと撮っていただけるように頑張りたいと思います」と、主役は自分だとばかりにコメント。

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 RIKU(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)が「よかった、おめでとう!」と声をかけたのは、最年少挑戦者の鈴木崇矢。鈴木が合宿中のスパーで敗北をして涙しているところをRIKUが「泣いたらあかん、男やろ」と励ます場面もあったため、メンバーにとっても思い入れの深い参加者だ。鈴木は満面の笑みで「レベルアップできるように、次元越えられるようになります」と、力強くコメントをした。

 RISE出場経験のある齋藤奨司へ、高谷は参加者のなかで唯一、LDH martial artsとの契約を結びながらオーディションに参加した中村倫也の名前を出して「お互い切磋琢磨して高いレベルに行って欲しい」と言葉をかけると、齋藤は「もっと成長をして必ず強くなります」とさらなる高みを目指すことを誓った。

 名前を出された中村は「いや、本当にキッツイ3日間でした。平気なフリをしているのが大変でした」と、実力者と目されながらも合宿のつらさに耐えていたことを告白。「でもこの経験が次の苦境とか逆境に立たされたときに、大きな支えとなってくれることを確信しています」と語った。

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 最終スパーで唯一2度戦い、2連勝をした名津井颯は「正直メチャメチャうれしいです。これでもう駄目だったらという思いで」胸をなでおろしていた。ボクサーを相手に打撃での勝利を飾った柳田龍彌は「子どもはまだ分かってくれないと思うんですけど『パパ頑張ったよ』くらいは伝えたいですね」と、家族への想いを語る。

 極真空手10年の経験を持つ山内渉は「3日間、本当にずっと一緒にいた仲間だったので、その人の分まで頑張らなきゃって思いました」と、落選をした5人の仲間たちへの想いを馳せた。

 家庭内のDVがきっかけで、『母を守りたい』と格闘技の道へ進んだという漆間將生は「最後、高谷さんからのメッセージで『文句なし』みたいな形で言われてそれが1番うれしくて。『この人について行こう』っていう気持ちにさらになった」と、実力を認めてもらえたことに喜び、奮起した。

 12名の合格者は合宿から2カ月経った2月26日に招集され、高谷の口からサバイバルオーディションのゴールがGENERATIONSチーム、RAMPAGEチーム6名ずつに分かれての、4月26日に実施する最終決戦によって決まることが発表された。過酷な合宿を生き残った彼らは、この先さらなるサバイバルに挑むことになる。

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