実直なベテラン将棋棋士の心を打ったのは、あのカリスマホストだった。プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」でリーダー棋士を務める三浦弘行九段(47)が、本田奎五段(23)、高野智史五段(27)と出演した番組企画の中で、尊敬するタレントがローランドであることを打ち明けた。大手ホストクラブで大活躍し、後に独立、タレントや実業家としても成功しているローランドに対して「本当に深いところでものを考えている」と、20歳近く下のホストに対して学ぶべきところが多いと語った。
三浦九段がローランドの名を出したのは、チームワークを高めるために行われたクイズ企画の際。三浦九段の考えを、本田五段、高野五段の2人が当てるというものだったが、その中で「尊敬するタレント」というお題について、答えにカリスマホストの名を書いた。
「俺か、俺以外か。」を筆頭に、数々の名言を生み出しているローランドだが、将棋の棋士が尊敬するには、かなり遠い位置にいる存在に思える。それでも三浦九段は、「ホス度だけに女性にモテることだけ考えているのかと思ってしまうが、男性に対する優しさも(言葉に)含まれている。女性を喜ばせるのではなくて、男性を励ましているところもある」と、男としての魅力について着目した。さらには「ホストはチャラチャラしたイメージを持たれてしまうし、いい加減で不真面目そうにも見えるけれど、すごくきっちりされている。私よりはるかに真面目な方なんじゃないか」と絶賛していた。
(ABEMA/将棋チャンネルより)