「“苦手な食材”を食べられることで、“美味しい”の幅も増える」 ミョウガが苦手な人へ、トップシェフが教えるアレンジレシピ
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 誰にでも苦手な食べ物の1つや2つあるのではないだろうか。あまつさえ「消えて欲しい」という思いも…。

 薬味として使われることも多い「ミョウガ」を前に「無理!」と拒否反応を示してしまうのは、テレビ朝日並木万里菜アナウンサー。「鼻がギュン!ってなる強い香り」と「草の味」が苦手なのだという。

【映像】トップシェフが作る“アレンジレシピ”

 そこで『ABEMA Morning』では、数多食通たちの舌を唸らせてきた現役のトップシェフとともに、苦手な食材を美味しくいただくための“アイデアレシピ”を提案する。

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 今回腕を振るうのは、東京・渋谷にある「CHOMPOO」オーナーシェフの森枝幹さん。フレンチ・割烹などの修業を重ねた新進気鋭の料理人だ。

 並木アナの苦手食材であるミョウガについて、「頭をスッキリさせる芳香成分(αピネン)とか、体内の余分な水分を排出してくれる優秀な野菜」とまず効能面から説明する森枝さん。「『苦手な食材』を食べられることで、『食べられる料理』の枠が広がる。『美味しい』の幅も増える」と苦手食材を克服するメリットにも触れる。

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 では、ミョウガの“強い香りと草の味”を克服できるアイデアレシピとはどのようなものなのか。森枝さんが用意した食材は、ミョウガとゆで卵、アボカド、パクチー、オイスターソース、ごま油。これらを使って、ごはんにも合う「アボカドとミョウガのサラダ」を作るという。

 「いやぁ、でもなぁ……。ミョウガとパクチーはケンカしないですか?」と不安視する並木アナに対し、森枝さんは「似ている味をわざと重複させることで美味しさにつなげるテクニックもある」と答える。

 それぞれの食材をカットして和えていくが、ミョウガはにおいが強い芯を外し、外側を剥いて輪切りに。パクチーは千切り、アボカトとゆで卵は一口大に切っていく。切った食材をボウルに入れたら、「甘味」と「旨味」を入れるためオイスターソースを、「香り」を加えるためごま油を入れて和えていく。

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 そうしてわずか5分で「アボカドとミョウガのサラダ」が完成。実際に食べてみた並木アナは「ええ!美味しい! 最初の一口は卵とアボカドとごま油、オイスターソースの旨味たちが押し寄せてきて、その中で微かにミョウガがいるんですよ!」と食べる前の不安とは対象的なコメント。

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 一方、森枝さんもプレッシャーを感じていたようで「良かった…超緊張した」と胸を撫で下ろし、「ミョウガとパクチーが『俺たちもいるよ』って奥の方で。でもそのおかげで『美味しさ』が一度切れて、もう一口食べたくなる」とポイントを語った。

■アボカドとミョウガのサラダ(調理時間:約5分)

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【材料】

・ミョウガ…1/2個

・アボカド…1/2個

・ゆで卵…1個

・パクチー(ネギでも代用可能)…適量

・オイスターソース(味噌でも代用可能)…大さじ1

・ごま油…大さじ1

ABEMA/『ABEMA Morning』より)

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