将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が4月15日に行われ、三枚堂達也七段(27)が大石直嗣七段(31)に148手で勝利した。この勝利によりブロック優勝を決め、本戦出場を果たした。
大石の四間飛車に対し居飛車で迎え撃った三枚堂は、中盤の激しい攻め合いから主導権を握ってリード。ただ持ち時間を使い切り1分将棋に入った中、狭いながらも耐久力のある大石玉の寄せに苦労の連続。瞬間的に形勢を戻されかける局面もあったが、最後は即詰みに仕留めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)