配色を緻密に計算、“座るだけ”でソーシャルディスタンスが確保できる座席を中央大が導入 開発の経緯は ABEMA Morning 2021/04/16 14:00 拡大する 「座る」。ただそれだけでソーシャルディスタンスが確保できる座席が、都内の大学に導入された。いったいどんな座席なのか。【映像】実際に座ってみた様子 白やピンク、赤に黄色と、色鮮やかなイス。中央大学の多摩キャンパスに導入された「ロールバックチェア」という座席だ。特定の色に座るだけで、近くの人と自動的にソーシャルディスタンスが取れる仕組みになっている。 配色は緻密に計算されていて、350ある座席が17の色に分けられている。何度も検証を重ねて、座る人が楽しくなるような「明るい色」を選んだという。先生の「白と黄色にお座りください」という指示に従って学生が座ると、前後左右で2m以上の距離が保て、ほかの同系色同士の座席ではおよそ1mの距離が保てる仕組みだ。 続きを読む