「天才ですから」―― 桜木花道(以下、花道)のいつものセリフ、しかしいつもとは違った意味のセリフで最後を締めくくり、「SLAM DUNK」はエンディングを迎えました。学生時代を「SLAM DUNK」と共に駆け抜けた筆者にとっては、憧れの人たちとのごく当たり前に続いていた青春が、突然断ち切られたような喪失感を覚えるほどのあっけない幕切れでした。