将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が4月17日に行われ、澤田真吾七段(29)が船江恒平六段(33)に71手で勝利した。澤田七段は午後2時から、本戦出場をかけて石井健太郎六段(29)と対戦する。
澤田七段の先手で始まった対局は横歩取りの戦型になったが、早々に澤田七段が飛車角交換、さらには角切りと超積極策で船江陣を強襲。その後も落ち着く間もなく、激しく攻め続けて圧倒し、勢いそのままに勝利を収めた。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)