将棋の叡王戦段位別予選(六段戦)が4月17日に行われ、澤田真吾七段(29)が石井健太郎六段(29)に125手で勝利した。澤田七段は、本戦出場を決めた。
午前中の対局に勝利し、ブロック決勝に進んでいた澤田七段は先手番から相掛かりで進行したが、中盤までは押され気味に。持ち時間も先に使いきり、辛抱する時間が続いたが、なんとか相手の攻撃に耐えきると反撃開始。逆転してからは大きく差をつけ、石井六段を投了に追い込んだ。
叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。24人が参加する六段戦は2組に分けて行われ、各組の優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。
(ABEMA/将棋チャンネルより)