芸人たちの会話の中でよく耳にする師匠との敬称。その師匠と呼ぶか否かの線引きについて、蛙亭、わらふぢなるお、ますだおかだの増田英彦、怪獣のすーなからが激論を交わした。
「ABEMA BOATRACE CAMPUS『勝負駆け!笑いのターンマーク』」4月24日放送回では、蛙亭とわらふぢなるおがボートレース予想とお笑い力で対決。解説を務めたすーなかがボートレーサーの階級を「A1級はテレビで活躍する芸人」「A2級はテレビと舞台が半々の芸人」などと分かりやすく芸人の仕事に例えると共に、とあるボートレーサーのトリッキーなテクニックを「突然、ギャグをするベテラン」と評すると、MCの増田が「西川のりお師匠とか」と大ベテラン芸人の名をあげた。
「先輩芸人はどのくらいになると師匠なのか」。このやり取りの流れで視聴者から質問が投稿されると、吉本興業所属の蛙亭は、同じ事務所のすーなかについては「師匠ではない」と全力否定しつつ、イメージの中で一番若い師匠は「(オール)巨人師匠」と回答。「えええっ」と驚いた増田に対してすーなかは納得の様子で「確かに吉本社内で言うと、NGK(なんばグランド花月)でトリをやって、それだけでご飯を食べられる人を師匠と呼ぶ気がする」と説明した。
これに増田が「そうか。阪神巨人師匠にカウスボタン師匠」と頷くと、すーなかは「次の師匠は、やはり(博多)華丸大吉師匠」と予言。「まだ年が若い」ことから師匠とは呼ばれていないと付け加えると、昔は「弟子を取る」制度で師匠と呼ぶ習慣があったものの、NSC(吉本総合芸能学院)世代では「ちょっとかけ離れているかも」との見解も示した。
一方、グレープカンパニー所属のわらふぢなるおは、一番の先輩はサンドウィッチマンとのこと。ただ、「何年か前に高橋英樹さんが入られた」とそうで、それ故、「師匠は高橋英樹さんですね」と答えるも「あの人は将軍でしょ」とのツッコミが入り、スタジオの爆笑を誘う場面もあった。
(ABEMA/BOATRACEチャンネルより)