15日に『格闘DREAMERS』が放送され、マッチョバーの店長を務める八木敬志が「両手パウンド」による劇的な秒殺TKO勝利を収めると、解説を務めた高橋遼伍が「ドラゴンボールでしか見たことないやつ」と驚愕した。
合格者を決める最終決戦の第4試合に登場した八木は、高木オーディン祥多と対戦。八木は二次オーディションで高木に2戦2敗を喫しているが、試合前「最後の最後で勝ったら、それ込みでおいしい」と意気込みを語っていた。
試合が始まると、開始早々、八木の放った右ストレートが高木のアゴを打ち抜いた。たまらず背後に倒れ、尻もちをついた高木を追うように飛びかかった八木はパウンドの連打。その後、高ぶる気持ちを抑えきれない様子で渾身の“両手”パウンドに移行すると、防戦一方となった高木を見てレフェリーがストップ。1R18秒の秒殺で圧巻のTKO勝利を収めた。
劇的な展開に場内は騒然となり、解説席の大沢ケンジは「いや~ビックリした!!」とコメント。「筋肉は裏切りませんね」と言葉を掛けられた高橋遼伍は「最後の(両手)パウンドとか『ドラゴンボール』でしか見たことないやつ」と大興奮。試合を見守っていた武知海青(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)は「やっぱりマッチョは強いんですよ!」と八木の勝利を喜んだ。
劇的な勝利を勝ち取った八木が「人生変えるならバイト辞めて、毎日練習しようと思いました」と語った一方、敗れた高木に対してヘッドコーチの岡見勇信は「気持ちは見えた。今回負けたけどオーディンの殻は破った」と高木の進歩を評価。さらに「ここからまたスタートだよ」とエールを送った。これに続き、数原龍友(GENERATIONS from EXILE TRIBE)も「格好よかったよ」と励ました。
会場に駆けつけていた高木の父が「また1ページ目から始めよう。これからも続けるか?」と問いかけると、高木は「うん、もちろん」と即答。さらに「あきらめないよ」と、改めて格闘技で夢を追い続けることを誓っていた。