今年春場所をもって現役を引退した元横綱の鶴竜親方。ABEMAの放送席で後輩力士から寄せられたメッセージビデオを視聴すると、そのリアクションにファンから「人間が出来すぎてる…!」「横綱の鑑だよ」といった声が寄せられた。
鶴竜親方は東京・両国国技館で行われている大相撲夏場所十三日目で、ABEMAの放送席に解説として出演。番組では幕内前半戦の取組を終えた後、鶴竜親方に寄せた後輩力士たちのメッセージビデオが放送された。十両六枚目・松鳳山(二所ノ関)や前頭筆頭・若隆景(荒汐)、大関・照ノ富士(伊勢ヶ濱)らが口を揃えて「優しい人」と語ると、鶴竜親方は「これは親方の教えですね」と説明。「『土俵に上がったら鬼のように、土俵を下りたらいつも笑顔で』という教えだったので。自分が大関や横綱に上がっても、特別変わることなく、常にありのままでいたいという思いはずっとありました」と、初心を忘れずに教えを守ってきたことを明かした。
さらにABEMAで実況を務めた高橋大輔アナウンサーから「日常生活でイラッとしたことはないですか?」と質問されると、鶴竜親方は「いっぱいありますよ。人間ですから」と返答。続けて「怒ることがあっても自分でコントロールするのが上手くなったんじゃないかと思います。自分だって間違える時があるし、失敗する時もある。『ここで怒っても仕方がない』と思うこともありますし、しっかりと怒らなきゃいけない時はちゃんと言います」と語った。
懐深く生きてきた鶴竜親方の人間性溢れるコメントに、視聴者からも「素晴らしい」「かっこよすぎてやばい」「人格者やな」「人間が出来すぎてる…!」「横綱の鑑だよ」といった声が続々と寄せられた。
(ABEMA/大相撲チャンネルより)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?