プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Cリーグ・第1試合、チーム豊島とチーム木村の対戦が5月22日に放送される。4人いるタイトルホルダーの一人、豊島将之竜王(叡王、31)と、ベテランの味が光る木村一基九段(47)、両リーダーの活躍ぶりに注目が集まる。
【動画】第4回ABEMAトーナメント 予選Cリーグ 第一試合<チーム豊島VSチーム木村>
チーム豊島は、豊島竜王が佐々木大地五段(25)、大橋貴洸六段(28)と、過去に同大会の出場経験がある20代棋士2人を指名。平均年齢28歳と棋士にとっても勢いと経験がうまく混ざり合う年齢層の棋士で揃えた。
チーム木村は、木村九段が佐々木勇気七段(26)と池永天志五段(28)を、どちらもドラフトで競合、くじ引きで勝利して作り上げたもの。この試合に出場する6人のうち、木村九段が突出して歳を重ねているが、この超早指しでは若手に負けない強さで勝ちまくっている。
事前に行われたファンの勝利予想では、約1800票が集まり、チーム豊島が51.3%、チーム木村が48.7%と拮抗した。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)