
5月2日に配信が終了したABEMAの大人気恋愛番組『恋とオオカミには騙されない』(以下『恋オオカミ』)で遠回りしながらも、見事最終回で両想いとなった長谷川美月(みちゅ)とりゅうと(ちょこ)。みちゅは、好意を寄せられていた杢代和人(もくだい)と多くの時間を一緒に過ごしており、ちょこは中間告白で吉田伶香(りょうか)と結ばれ、一時は絶対的な2人と思われていた。その四角関係は最後まで目が離せない展開となり、最後に2人が選んだ答えは本シリーズで最も驚きの声が上がっていたと言えるだろう。
▶映像:ちょこみちゅ、カップル誕生の瞬間!(『恋オオカミ』第12話)
この結末に視聴者からは「まさかの結末」「これは予想していなかった」などと驚く声が寄せられたほか、「幸せになって」「ちょこみちゅ推してたから嬉しい」「ちょこみちゅ大好き」と、祝福する声が多くあがっていた。ABEMA TIMESでは紆余曲折を経て両想いとなった2人を直撃、番組について振り返ってもらった。
お互いの印象は?ちょこ、みちゅは「タイプ」、みちゅ「本当に誠実な人」

――まずはお2人の第一印象について教えてくれませんか。
みちゅ: 最初はチャラチャラした人だと思っていました。なんか雰囲気も、ヘラヘラしているというか、中身も適当なんだろうなって(笑)。
一同: 爆笑
ちょこ: めっちゃ言うやん(笑)。
みちゅ: ふふ(笑)。そう思っていたんですが、メンバーのみんなが口を揃えて言うくらい、周りをよく見ているし、本当に誠実な人だと思ったので、そこにすごいギャップを感じました。なので、イメージはだいぶ変わりましたね。
ちょこ: よかった~。
――ちょこさんは?
ちょこ: 自分は最初からシンプルにタイプでした。「Popteen」(※2人とも「Popteen」専属モデル)の撮影で一緒だった時から、「かわいいな」と思っていましたね。
みちゅ: ぷっ(恥ずかしいそうに吹き出す)。
ちょこ: そんな中で『恋オオカミ』で一緒に過ごして、表ではあまり見せないんですけど、みんなのことをしっかり考えてるし、いろんなことにも目を配っているし、すごく優しいことを知っていって…、そういうところにもどんどん惹かれていきましたね。

――具体的に優しさを感じたエピソードとは?
ちょこ: たくさんあるんですけど、美月も人への気遣いがすごく出来る人なんです。他人の気持ちを考えられるところがいいなと思いましたね。
――今のちょこさんの発言を受け、みちゅさんは首を傾げましたけど、あんまり自覚はない?
みちゅ: うん…ですね。
ちょこ: そこが良いんですよ。意識してないのに、出来てるところが素晴らしいなって。
――みちゅさんも、そんなちょこさんのさり気ない優しさを感じたり?
みちゅ: そうですね。番組を見ていてもわかると思うんですけど、自分が辛い時も、ほかの人だって辛いだろうからって、寄り添ってあげたりとか、それくらい周りを見てるんです。そこは素直にすごいなと思いますね。
ちょこ、BFFのTakiとの仲「初めての関係性」

――『恋オオカミ』の収録前は不安はありましたか?
ちょこ: みんなと仲良くなれるかはすごく不安でした。
――人見知りする性格?
ちょこ: 今まではしなかったんですけど、芸能界に入ってから人見知りするようになっちゃいました。
みちゅ: 逆に(笑)!?
――珍しいパターンかもしれませんね(笑)。
ちょこ: でも『恋オオカミ』は出演メンバーが結構話しかけてくれるタイプの人たちだったし、輪の中にいれてくれるというか、自然と仲良くなるムードがありました。それは自分にとってありがたかったです。
――ちょこさんはFAKYのTakiさんとの、BFF(Best Friend Forever)な関係も話題を呼びましたよね。
ちょこ: これまで女の子と、友達として仲良くなるということはあんまりなかったので、そういう意味では初めての関係性ですね。Takiちゃんは日本語がそこまで流暢じゃないので、そんな中でみんなで日本のゲームとかで遊んじゃうと、なかなか話にも入れなかったりするじゃないですか。そういう時は自分も参加しないで、Takiちゃんとお喋りするとか、そんな時間はありましたね。
みちゅ: そういうところで一歩引いて、仲間を思いやる姿を自然と見せられるのはすごく良いところだなと思っていました。
話題を呼んだTakiとちょこの関係(『恋オオカミ』より)
――みちゅさんは番組が始まる前の心境は?
みちゅ: 不安はすごくありました。私も人見知りで、初対面の人とは上手く喋れないんです。1番最初の時はガチガチだったし、相手が喋りかけてくれるまで、自分からはいけない感じで。そういうところも含めて、“これから大丈夫かな”という不安はあったんですけど、今回のメンバーはコミュ力が高くて、明るい子ばっかりだったので、すぐに馴染むことが出来ました。
――そんな番組への出演を終えて、今は何を思っていますか?
みちゅ: だいぶロスです(笑)。定期的に写真を見返して、「あ~、楽しかったな~」と思い返していますね。すでに懐かしい気持ちです。
ちょこ、「辛い時は作業場に行きたくなかった」

――番組はリアルタイムで視聴していたのでしょうか?
ちょこ: はい、見てました。
みちゅ: 視聴者の方の反響もチェックしながら、楽しんでいました(笑)。
――自分がまったく関わってないシーンは放送で知るわけですよね。
みちゅ: そうですね。私は春まで高校生だったので、みんなより早く作業場を出ることがよくあって、なのでその後に起こる出来事は全く知らないまま放送になるので、「えっ!? このLINEいつ使ったの?」とか「こんなの全然知らない」など、結構驚くことがありました。なので、見ている方と同じタイミングでショックを受けるということは何度かありましたね。
ちょこ: みんなの太陽・月LINEは自分たちが参加しないと、何が起きているのか絶対にわからないので、それを見るのは面白かったですね。デートの様子とかでメンバーの新たな一面を、発見することがあったり。
――印象に残っているデートは?
ちょこ: Takiちゃんがそらくん(井上想良)を誘った月LINEデートかなぁ。ダンスとかしていて、その姿が美しくて、映画の中のワンシーンみたいだなと思いました。あと、そらくんからTakiちゃんへ送った、月LINEの待ち合わせも見ていて心にくるものがありましたね。
――番組収録中に苦しい思いを経験することもありましたか?
みちゅ: そうですね。やっぱり最後の方は自分の気持ちが固まらなくて、ずっともやもやしていました。そういう気持ちを抱えたまま作業をしていたし、その中でもちゃんと相手と向き合って話さないといけないから、その時間は「辛い」と感じることもありました。
ちょこ: 僕は辛い時は作業場に行きたくなかったです。
みちゅ: あはは(笑)。
ちょこ: 本当に行きたくなかったですよ(笑)。正直、上手く笑えないこともあったので、その時は周りのメンバーが気を使って、話しかけてくれましたね。

――『恋オオカミ』という番組は自分の人生、そしてこれからの芸能生活において、どんな位置づけになると思いますか?
ちょこ: 本当に素敵な仲間と出会えたので、ずっと仲良くしていきたいです。芸能界で仲良くなれる人ができるのか不安も抱えていたんです。そんな中、この番組で1番大きな存在と出会えたので、『恋オオカミ』は、これからも自分にとって大きなものになるのかなと思います。
みちゅ: 私もこの番組を出演したことをきっかけに本当にたくさんの方に知ってもらえて、そのおかげで新しいお仕事も増えたり、人脈が広がったりもしました。一つ階段をのぼれたとも思うし、もっと活躍できるようになれたらいいなって思っています。
みちゅ、最後の決断に「この判断は間違っていなかった」
ちょこ&みちゅカップル誕生に多くの声が寄せられた(『恋オオカミ』より)
――カメラが回っていない、オフの時間の印象的な思い出は何かありますか?
ちょこ: 移動中のバスの中は楽しかったな。でも美月はずっと寝てたよね?
みちゅ: 寝てないし(笑)!でも10人でいると暗い雰囲気になることが本当になかったです。常に明るい現場で、楽しかったですね。
ちょこ: あと、駄菓子だね。アトリエのすぐ近くに昔ながらの駄菓子屋さんがあって、みんなでよく行って、食べてましたね。楽しかった。
――10人の雰囲気はあの映像のまま?
みちゅ: そうですね。
ちょこ: つなくん(綱啓永)とコウヘイ(樋口晃平)がムードメーカーで、盛り上げてくれていたように思います。
みちゅ: そうだね。そこにあおいちゃん(川口葵)の鋭いツッコミが入って、ワンセットでしたね。あおいちゃんはあんまり映像には映ってないですけど、結構鋭いツッコミを入れられる子なんです。
――なんとなく、想像がつくような(笑)。そんな10人の明るい雰囲気は、最初からだったのでしょうか?
ちょこ: 最初は緊張で、仲良くなれるか不安で、どう接したらいいかとずっと考えていました。本当に最後の最後らへんにみんなの前で素を出せるようになったと思います。多分10話くらいの話です。
みちゅ: あはは。そんな後(笑)?
――でもそういう意味では、まさに番組の終盤にみちゅさんへの気持ちが再び沸き上がってきたわけですけど、先ほどの話を聞くと、実は『恋オオカミ』出演前からみちゅさんへの気持ちがあったというのは面白いですよね。
ちょこ: そうですね(照)。
みちゅ: あははは(笑)。

――では最後にお2人を応援していた番組ファンの方へメッセージをいただけませんか。
ちょこ: やっぱり、どこか申し訳ないという気持ちもあるんですけど…。
みちゅ: まだ言ってる(笑)。
ちょこ: でもそんな中でも番組を最後まで見てくださって、ちょこ&みちゅを応援してくれた方もいて、いろいろ遠回りはしたんですけど、見守ってくれてありがとうございます…という気持ちですね……。
みちゅ: 堅いな(笑)。
ちょこ: 上手く伝えられているか不安になっちゃって(笑)。でも本当にこれからも応援よろしくお願いします、と思っています。
――そういう意味では、みちゅさんも『恋オオカミ』で思わぬ最後を迎えましたよね。
みちゅ: そうですね。やっぱり、最後の最後で番組を見てくださってる人を驚かせてしまった部分はあると私自身も感じているんですが、この判断は間違っていなかったと思っています。私自身も今、幸せなので、本当に最後まで見届けてくださって、ありがとうございます! という気持ちですね。
――お話している姿から2人の仲の良さが伝わってきました。ありがとうございました。
ちょこ: リアルに仲良いですよ(笑)。
みちゅ: いえーい(笑)。




『恋とオオカミには騙されない』はABEMAビデオにて全話配信中。また、ABEMAプレミアムでは2人の告白後のデートに密着した様子も配信している。
テキスト:中山洋平
撮影:You Ishii
衣装:KANGOL STORE ラフォーレ原宿店(ちょこ)、PIVOTDOORラフォーレ原宿店(長谷川美月)
ちょこ&みちゅ、告白後のラブラブデートの様子も配信中(『恋オオカミ』より)
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