孤高の漫画家・大橋裕之による初期短編集を、山田孝之・齊藤工・竹中直人の3監督による座組で実写映画化した『ゾッキ』。愛知県蒲郡市で行われたその撮影の様子と、新型コロナウイルスという災禍が映画界に与えた波紋を捉えたメイキングドキュメンタリー『裏ゾッキ』が抜群に面白い。映画撮影誘致に盛り上がる町の人々の悲喜こもごもと、映画撮影のシビアな現実。そして襲い掛かるハプニングの数々。エンターテインメントは不要不急なのか?そんな議論が巻き起こった今だからこそ観ておきたい、モノ作りの神髄と心を映し出した力作だ。ABEMA TIMESでは、『ゾッキ』プロデューサー&監督の山田孝之と『裏ゾッキ』監督の篠原利恵に独占インタビュー。製作にまつわる裏の裏まで聞いてみた。