6月6日より順次放送中のアニメ「キングダム」第10話は、かつては野盗の頭領だった秦国の将軍・桓騎(CV:伊藤健太郎)の戦略が炸裂するエピソードだった。
同アニメは、累計8000万部を突破した原泰久氏による大ヒット漫画「キングダム」を原作としたアニメシリーズの第3弾。春秋戦国時代の中国を舞台に、天下の大将軍を目指す青年・信(CV:森田成一)と、後の始皇帝となる若き王・エイ政(CV:福山潤)の活躍が描かれる。
前回放送された第9話では、長期戦ですっかり疲弊した秦軍に、合従軍が総攻撃を仕掛けた。そんな中、蒙武は楚軍の総大将・汗明(CV:田中美央)に「楚将・汗明よ! 貴様の頭はこの蒙武自らが叩き潰す!」と宣言。そして、「最強の男が率いる軍勢も最強だ! この蒙武軍は無敵!」と自軍に檄を飛ばすと、左側の軍勢から順に突撃していく高等戦術“斜陣がけ”を使い、数で勝る楚軍に攻め入った。戦術嫌いだった蒙武による意外な用兵に、ファンも「戦術使ってくるの激アツすぎる」「かっこよさにしびれる」と大興奮だった。
そして迎えた第10話「窮地の大抜擢」では、魏軍の総大将・呉鳳明(CV:浪川大輔)が巨大な床弩を駆使して秦の国門・函谷関に兵士を送り込んだ。函谷関が陥落の危機に陥る中、守備を任されている桓騎は、敵兵へ火矢を放つよう自軍に命令。さらに、煙玉を用いて敵兵をかく乱すると、騎馬隊を率いて函谷関を駆け下りた。才覚を発揮した桓騎に、Twitterでは「さぁ桓騎の反撃だ!!」「桓騎様に惚れ直した」「めっちゃカッコいい」「余裕があるのも最高」「見応え抜群の熱戦だった」といった声が続々と上がっていた。
第10話「窮地の大抜擢」
【あらすじ】
カ燐の奇策により混乱に陥る秦軍。録嗚未、干央が奮闘し何とか危機を脱するも、カ燐の本当の狙いは別にあり再び秦軍は窮地に立たされる。この状況に将軍・騰は急遽左右の軍の指揮官の入れ替えを決断。新たな指揮官として蒙恬と王賁を抜擢する。
一方函谷関では、魏軍総大将・呉鳳明が持ち込んだ新兵器が国門を守る将たちを驚愕させ、先日の韓軍の攻撃で大打撃を受けた将軍・張唐(ちょうとう)率いる軍には、さらなる難局が迫る!
※カ燐の「カ」は、正しくは女+咼
(C)原泰久/集英社・キングダム製作委員会