「右腕がゴムのように…」柏木由紀も患う難病“脊髄空洞症” 手術経験者が明かす初期症状

 国指定の難病「脊髄空洞症」の治療のため、一定期間の休養を発表したAKB48の柏木由紀さんが9日、ニュース番組『ABEMA Prime』に生出演し、今の心境を語った。

【映像】柏木由紀 公式YouTube「ゆきりんワールド」で“手のしびれ”を告白する様子(3分ごろ~)

「割とちょっと早めに進行していることがわかって、本来10月末くらいに手術しようかなという話だったんですけど、ちょっとこのスピードで進んでいると『なるべく早く手術した方がいい』となって。今月末くらいに手術の予定です。初めての手術とか入院で、難病ということもあって心配ではありますけど、自分の経験談だったり、後から『こういうことがあったけど、こうやって頑張ってきましたよ』とどこかでまた明るく話せるようになりたいと思っています」

 テレビ番組で受けた人間ドックで早期発見につながったものの「まさか大きな病気が見つかるわけがない」と思っていたという柏木さん。脊髄空洞症は、脊髄の中に脳脊髄液がたまって空洞ができ、脊髄を内側から圧迫する病気だ。進行すると歩けなくなる可能性もある。

「右腕がゴムのように…」柏木由紀も患う難病“脊髄空洞症” 手術経験者が明かす初期症状

 ニュース番組『ABEMAヒルズ』では、30代前半で脊髄空洞症と診断された吉田さん(37歳女性・仮名)を取材。脊髄空洞症の初期症状や術後の経過などを聞いた。

 病気に気づいたきっかけは、夜中に感じた身体の異変だった。

「深夜2時くらいに体に違和感があって起きました。右腕の付け根の部分から指先まで、全部まったく動かない状態になっていました。鉛をぶらさげているような、触ってもゴムをつかんでいるような感覚でした」

 おかしいと思った吉田さんは、近所の整形外科を受診。医師から「一時的な症状だと思うが、頸椎ヘルニアかもしれないからMRIを撮ってみましょう」と提案された。

 柏木さんも去年、自身のYouTubeチャンネルで手のしびれを告白している。その後、吉田さんと同じように整形外科を受診したと明かしている。

 脊髄空洞症の発見にはMRIなどの検査が必要だが、症状を引き起こす原因は複数ある。柏木さんの原因や手術方法がどのようになるかは明らかにされていないが、吉田さんの場合は生まれつき小脳の一部が脊柱管に落ち込んでいる“キアリ奇形”が原因だった。

「右腕がゴムのように…」柏木由紀も患う難病“脊髄空洞症” 手術経験者が明かす初期症状

「頭蓋骨の下の部分、だいたい“かかと”くらいの大きさですね。頭蓋骨を取って、第一頸椎の首の後ろ側を丸ごと取りました。脳の周りには硬膜という硬い膜があるんですがそれも切りまして、間に人工硬膜を入れる手術でした。(写真を見せながら)こちらが術前の写真です。術前はここが白く、下にぴゅっとなっていますが、術後はあまり落ち込んでいないのが分かると思います。これは頭蓋骨があったのですが、そこを丸ごと取っていますので、ここには何もない状態になっています」

 突如、身に降りかかった大手術。吉田さんは「治すための手術ではなく、進行を止めるための手術だった」と話す。

「腕はすぐに動くようになりました。しびれでせき止められていた血流が、流れるようになったからすぐに治ったのだと思います。私のようなケースを除いて、患者さんは、手術前に出た症状の倍の時間、病気と付き合っていくことが基本らしいです。手術は治すための手術ではなく、進行を止めるための手術。病気の手術をすると『前に戻るよね』と考える方もいますが、脊髄空洞症の場合はどちらかというと、進行を止めるためのものなんです。最近急に症状が出て治療した人を除いて、主治医も『完全に何もなかった状態に戻るということあまりはない』と言っていました。予後といって、そのあとの経過も全く違いますし、人によって千差万別な病気です」

(ABEMA/『ABEMAヒルズ』より)

【映像】柏木由紀も患う難病“脊髄空洞症” 初期症状は
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【映像】柏木由紀の“脊髄空洞症”に専門医「どの病院でも行える手術ではない」
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【映像】柏木由紀が心境を告白 休業直前、最後の生出演
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