米ロ首脳会談、バイデン大統領の頭にあるのは中国の存在? 「中ロの関係に楔を打つところまではいかなかった」 倍速ニュース 2021/06/18 14:34 拡大する 日本時間の16日夜、アメリカのバイデン大統領とロシアのプーチン大統領が初めて対面での首脳会談を行った。 バイデン大統領がプーチン大統領を「殺人者」と表現し、“冷戦後最悪”とも言われている米ロ関係。会談の内容はどのようなものだったのか、テレビ朝日の外報部の岡田豊デスクが解説する。【映像】米ロ首脳会談の様子 会談で関係の進展はあったのか。岡田デスクは「会談後の会見は別々で、一緒にしないところはまだ雪解けとはならなかったが、バイデン大統領は『雰囲気はよく前向きだった』『ロシアと向き合う上で明確な基礎を築いた』、プーチン大統領も『建設的だった』『これだけ(2時間)話すのは他のすべての首脳とそうするわけではない』と話していて、お互いにジャブを繰り出す一方で、握手に向けた前段のところ。サイバー攻撃や核軍縮に関して、これからお互いに話し会おう、新しい枠組みを作るというのは前進だ。お互いに大使を追放し合って、それを近々戻そうというところまでいっている」と説明し、「一定の成果はあったのでは」との見方を示す。 続きを読む