将棋の早指し棋戦・将棋日本シリーズ JTプロ公式戦の1回戦第2局が6月19日に行われ、久保利明九段(45)と木村一基九段(47)が対局を開始した。経験抱負なベテラン同士の対決だが、公式戦最速の棋戦でどんな一局を生み出すか。
【動画】「将棋日本シリーズ」一回戦第二局 久保利明九段 対 木村一基九段
久保九段は、1993年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:13期)。タイトル7期、棋戦優勝6回を誇り、うち2回はこのJTプロ公式戦。プロでは少数派である振り飛車党のトップ棋士だ。
木村九段は、1997年4月に四段昇段。竜王戦1組(1組:12期)、順位戦B級1組(A級:5期)。タイトルは1期、棋戦優勝は2回。粘り強い受けの巧者として知られ、「千駄ヶ谷の受け師」という異名を持つほか、非公式戦の超早指し「ABEMAトーナメント」では判断力に勝る若手を圧倒する強さを誇っている。
JTプロ公式戦は前年覇者、タイトルホルダー、賞金ランキング上位者から12人が選出されるトップ棋士たちによるトーナメント戦。持ち時間は各10分、切れたら1手30秒未満、各5分の考慮時間。振り駒の結果、先手は木村九段。ABEMAではこの対局を終了まで生放送する。
(ABEMA/将棋チャンネルより)






