五輪観客数の上限1万人はあくまで“観客”の話? 「各国の要人や大会関係者は別」 開会式“2万人”案は 倍速ニュース 2021/06/23 10:15 拡大する 21日、東京オリンピック・パラリンピックの観客数の上限を「1万人」とすることが、組織委員会、政府、国際オリンピック委員会(IOC)などによる5者協議で決定された。【映像】「5者協議」の様子 事前には「開会式だけは別枠でスポンサーの招待客などを加えて2万人とする」案も浮上していたが、その点はどうなったのか。テレビ朝日社会部・五輪担当の岩下耀司記者が解説する。 観客の方針については前回4月28日の5者会議で決定される予定だったが、その後の感染状況が見通せないことから先送りされていた。今回決定した経緯について岩下記者は「日本政府は国内のイベント制限として定員の50%以下かつ上限1万人と示していて、5者協議でもそうした方針に基づいて決定を下すという話が出ていた。前回の段階では観客をどれだけ入れられるか具体的な数字などは出ていなかったが、今回は6月の感染状況などを受けた方針の下、定員の50%以下で上限1万人ということが明確に決まった」と説明する。 続きを読む