長引くコロナ禍で、子育て世帯の困窮が深刻化している。日本国内の子どもの支援を行うNPO法人キッズドアの調査によると「お金が足りなくて、食料を買えないことがあった」という世帯が37%だった昨年12月に対し、今年4月には50%へと13ポイント増加(※1972人中978人が回答)。子どもが2人いるシングルマザーの人からは「冷蔵庫の中は以前に増してスカスカ状態。子どもも察して『ごはんは家にあるもので食べるから大丈夫!』と言ってくれますが、そもそも家に食材がありません。情けなくなる一方です」といった声が寄せられている。