「時代が進んでいない」最高裁“夫婦別姓”認めない判決に当事者が訴え ABEMAヒルズ 2021/06/25 17:10 拡大する 23日、夫婦別姓を認めない民法の規定について、最高裁は「憲法に違反しない」とする判断を下した。【映像】夫婦別姓を希望する旨が書かれた“婚姻届”(40秒ごろ~)「二人ともが自分の名前のまま結婚したいと言うと、法律的な結婚、夫婦として成立しなくなってしまうのはなぜなんだろうと、大きな疑問を感じています」(申立人・真島幸乃さん) 事実婚の3組の夫婦は2018年に「夫婦別姓を希望する」と記載した婚姻届の受理を求めて家事審判を申し立てた。しかし、結果は1審・2審ともに退けられた。その理由となったのが2015年の最高裁判決だ。最高裁は「夫婦同姓制度は社会に定着している」と指摘。夫婦別姓を認めないのは「憲法に違反しない」と判断を示した。23日の決定でも、最高裁は「2015年以降に生じた諸事情を考慮しても判断を変更すべきとは認められない」として「憲法に違反しない」と結論づけた。 続きを読む