プロ将棋界唯一の団体戦「第4回ABEMAトーナメント」の予選Eリーグ・第1試合、チーム斎藤とエントリーチームの対戦が7月3日に放送される。5リーグに分かれた予選リーグもこれが最後の1つ。第1試合は、将棋界のイケメン三人衆とも呼ばれるチーム斎藤に、本大会出場をかけたトーナメントを勝ち抜いた3人によるエントリーチームという、注目のカードだ。
【動画】第4回ABEMAトーナメント予選Eリーグ第一試合 チーム斎藤VSチームエントリー
チーム斎藤は名人にも挑戦した斎藤慎太郎八段(28)が村山慈明七段(37)、都成竜馬七段(31)を指名。ドラフトでは2度、抽選くじを外したが、それでも想定していたパターンの1つだったとリーダーとしては満足の布陣だ。
エントリーチームは、ドラフトの指名から漏れた棋士が出場権を目指してトーナメントに参加。小林裕士七段(44)、梶浦宏孝七段(25)、藤森哲也五段(34)が5連勝を果たし、下剋上を目指してのチームを結成した。
熱戦が期待されるカードだが、事前に行われたアンケートでは約1700人のファンが回答し、エントリーチームの勝利を53.2%が予想。ほぼ互角といった見方になった。
◆第4回ABEMAトーナメント 第1、2回は個人戦、第3回からは3人1組の団体戦として開催。ドラフト会議で14人のリーダー棋士が2人ずつ指名。残り1チームは、指名漏れした棋士がトーナメントを実施、上位3人が15チーム目を結成した。対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。チームの対戦は予選、本戦トーナメント通じて、5本先取の9本勝負。予選は3チームずつ5リーグに分かれて実施。上位2チーム、計10チームが本戦トーナメントに進む。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)