【米大リーグ】エンゼルスーオリオールズ(4日・アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場を果たし、ランナーを二塁において迎えた1回裏の第1打席、フルカウントから77マイル(123キロ)の変化球にタイミングが合わず三振に打ち取られた。その瞬間、場内には「Oh…」というため息が響いたが、試合を中継しているABEMAのファンの間では「相手投手がホッとしてる」など、大谷を打ち取ったオ軍先発左腕・エシェルマンが見せた一瞬のリアクションに注目が集まる場面があった。
大谷は1回、先頭のフレッチャーが18試合連続ヒットとなる2塁打で出塁し、先生のチャンスで打席に入るも、オ軍先発エシェルマンのカーブの前に三振に倒れた。ファンからは「久しぶりの三振だ」などの声も聞かれたが、多くの注目を集めたのはホッとしたような、何とも言えない笑顔を浮かべたエシェルマンの表情だった。
それもそのはず、最近の大谷は絶好調で、おとといの試合では2打席連発となる30号の本塁打を放っている。そして昨日の試合では、1回無死一塁から四球、2回二死三塁から申告敬遠で一塁に歩くと、6回2死三塁からも、この日2度目となる申告敬遠で歩かされ波紋を呼んだ。
そんな大谷を幸先よく真っ向勝負で打ち取ったエシェルマンだったが、大谷との対戦を終えて気が緩んだか、1回に2点を失う立ち上がり。試合は2回を終え、3回に。3回には大谷の第2打席が回ってくる。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)