【米大リーグ】エンゼルスーオリオールズ(4日・アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場を果たし、3回の第2打席、2004年に松井秀喜氏(ヤンキース)が記録したシーズン31本の日本人最多本塁打記録に並ぶ31号の特大弾をセンターのバックスクリーンにたたき込んだ。
1打席目は三振で迎えた大谷の第2打席。2-2からの4球目、オ軍左腕・エシェルマンが投じた78マイル(125キロ)の低めの変化球を見事にすくいあげると、高々と美しい放物線を描いた打球はセンター・バックスクリーンの中段に飛び込んで消えた。まさに「打った瞬間」の衝撃弾だった。
その瞬間、試合を中継するABEMAのファンからは「簡単に打ったw」「打球も音もバケモノ」「人間じゃない」「あれで入るのか」など驚きの声が、さらに「ゴジラに並んだ」「おめでとう!」など祝福の声が殺到した。実況の石黒新平氏も打った瞬間「ゴジラに並んだ!」と興奮気味だった。
1打席目では大谷を打ち取った際に“安堵の笑み”を浮かべたエシェルマンだったが、2打席続けて絶好調の大谷を抑えることはできなかった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)