【米大リーグ】エンゼルス6ー5オリオールズ(4日・アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が4日(日本時間5日)、オリオールズ戦に「2番・DH」で先発出場。3回の第2打席に松井秀喜氏が2004年に記録したシーズン31本の日本人最多本塁打記録に並ぶ31号の特大弾を放つなど、1本塁打、2三振、1中飛でチームのサヨナラ勝ちに貢献した。
この試合で大谷の2打席連続ホームランを期待する歓声に包まれ先頭打者として迎えた5回の第3打席、オ軍の2番手左腕ローサーがフルカウントから投じた81マイル(130キロ)の外に逃げる低めの変化球に対応できず、泳がされてバランスを崩した大谷のスイングは空を切り三振となった。
と次の瞬間、スタンドで頭を抱えるエンゼルスファンの野球少年が映し出されると、この試合を中継していたABEMAのファンからは「気持ちわかるわ」「同じ気持ちだ」など、同じく2打席連続を期待していたであろう共感の声が寄せられた。
なお、この時点で4―0とリードを奪っていたチームはその後試合をひっくり返され、迎えた1点を追う最終回の攻撃。無死満塁とサヨナラのチャンスを作ると、9番・ナガレスが右中間を深々と破る値千金の一打を放ってランナー2人が生還。劇的なサヨナラ勝ちを収めた。これでボルティモア・オリオールズを迎えての3連戦でスイープ、チームは4連勝を飾り貯金を「1」とした。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)