『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)に、メイプル超合金のカズレーザーが登場。"現代アートのしくじり"を題材に、「物事の本質を見極めるための授業」を行った。
番組には"担任役"としてオードリーの若林正恭、"生徒役"には平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑、乃木坂46の高山一実、日向坂46の金村美玖、話題のインスタグラマー・亀井佳代らが出演。
「目に訴えかける美しさだけがアートじゃない!脳に訴えかけるインパクトこそがアートなんだ!」という価値観から、「誰もやっていないような奇抜な作品」が評価されるようになったという現代アート。
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その一例として「ギャラリーでタイ風焼きそばを振る舞う」という、タイ人のアートが紹介されると、出演者からは「え!?」と困惑の声が上がった。
澤部が「キム兄でしょ!」と、屋台居酒屋を経営していたお笑いタレント・木村祐一の名前を出すと、カズレーザーは「キム兄がお店で振る舞ってたら、これは商売ですよ。でも、キム兄が美術館で振る舞ったらアートです」と言い張り、笑いを誘った。
こうした「インパクトが評価された例」は芸能界にたくさんあるという。演奏しないビジュアルバンドのゴールデンボンバーや、どんな大御所にもタメ口でグイグイ話すフワちゃんなどが、その例に挙げられた。
さらにカズレーザーは「大人数のアイドルの選挙をエンタメにしたAKB48」にも言及。「誰を応援するか、誰にお金をかけてるかってあんまり言わないはずなのに、それ自体をエンタメにした。これはアートですね」と解説した。
続けて、カズレーザーは出演者らに「みなさんなんてもう、アーティストですよ!」という。オードリーの「ズレ漫才」、ハライチの「ノリボケ漫才」など、お笑い界にインパクトを与えた漫才スタイルを次々挙げていった。
そして最後に「吉村さんも……なんかありますよ」とぼかすと、吉村は「あるだろ!」とツッコミを入れ、笑いを誘った。若林が吉村の代表的な芸「脇鳴らし」を出してフォローするも、「俺は芸人じゃないっていう論争が起きてる」と自虐。澤部は「アートですね!そんな論争今までなかった!」と絶賛し、スタジオは大盛り上がりだった。