【米大リーグ】エンゼルス-レッドソックス(7月5日・日本時間6日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手が5回1死二塁からレフト前にヒットを放ち、27歳初安打と放った。相手の好守備もありタイムリーとはならなかったが、しつこい内角攻めに対して詰まりながらも対応する技術の高さを見せた。
第1打席は空振り三振、第2打席はバットが折れるショートゴロと、先発ペレスの内角攻めに苦しんでいた大谷は、第3打席も初球、2球目とインコースに投げ込まれると、カウント2-0からの3球目にさからわず左中間方向へスイング。詰まった打球にはなったが、スイングの強さもあり、この試合初安打を記録した。
二塁ランナーのロハスが本塁突入を試み、一度はセーフの判定が出たものの、ビデオ判定の末に覆りアウトに。惜しくも27歳初打点とはならなかったが、送球間にはしっかりと二塁を陥れる走塁センスの高さをここでも発揮した。
なお、大谷は直近の7安打が全てホームランという状況が続いており、シングルヒットは6月25日のレイズ戦までさかのぼる。このヒットもバントによるもので、バットを振っての単打がむしろ珍しいことになった。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)