大谷翔平、サヨナラの絶好機で惜しくも凡退 27歳バースデーでも日本人最多32号は持ち越し
【映像】ABEMAでみる

【米大リーグ】エンゼルス-レッドソックス(7月5日・日本時間6日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)

【動画】大谷翔平が出場しているレッドソックス戦

 「2番・DH」で先発出場した大谷翔平投手が、5打数1安打で終わり、日本人最多となる32本塁打の達成は次戦以降に持ち越しになった。9回には一発出ればサヨナラで快挙達成という絶好機を迎えたが、鋭い当たりはセカンドの正面へ。大歓声の期待に応えられず、思わず天を仰いだ。

 前日までに“7安打連続本塁打”という、とてつもないペースでホームランを量産していた大谷に対し、レッドソックスの投手は徹底した内角攻め。1打席目は内角低めの変化球で空振り三振、2打席目は内角のボール球を強振したが、バットが真っ二つに折れるショートゴロに倒れた。

 それでも第3打席は対応しレフト前までヒット。4打席目は角度のついた打球が上がったもののレフトフライに倒れた。

 この試合で最大の盛り上がりになったのが2点差を追う9回。エンゼルスの下位打線がつながり、レッドソックス・オッタビノを追い詰めると、1点差の4-5として大谷が打席に。2死一、二塁と一発出れば逆転サヨナラという場面に、スタンドのファンも総立ち状態で「MVP!」コールが沸き起こったが、カウント3-1から強振した打球は痛烈だったものの、「大谷シフト」を敷いていたセカンドの真正面。歓声は大きなため息と変わり、大谷も天を見上げるような仕草が見られた。

 大谷は明日6日(日本時間7日)に先発登板が予定されており、リアル二刀流での日本人最多本塁打記録更新に期待がかかる。

ABEMA『SPORTSチャンネル』)

エンゼルス vs レッドソックス
エンゼルス vs レッドソックス
SPOZONE
SPOZONE
SPOZONE