将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が7月6日、順位戦B級1組の4回戦で久保利明九段(45)と対局中だ。藤井王位・棋聖が居飛車、久保九段が四間飛車の対抗形で始まった将棋は、午後6時の食事休憩までに45手目まで進み、形勢は互角、持ち時間ともにほぼ互角。この後の夜戦から、いよいよ戦いが激化する。
【中継】順位戦 B級1組 第4回戦 藤井聡太王位・棋聖 対 久保利明九段
藤井王位・棋聖は、初参戦のB級1組でここまで2勝1敗。2回戦では稲葉陽八段(32)に敗れ、順位戦での連勝も「22」でストップし、強豪ひしめく通称「鬼の棲家」の厳しさを体感することになった。それでも現在は3連勝の3人を1差で追いかける展開になっており、逆転で上位2人の昇級枠を獲得する可能性は十分だ。
本局は久保九段が角交換型の振り飛車を選択。藤井王位・棋聖は居飛車で陣形を整えた。両者、美濃囲いで自玉を守った後、微妙なバランスのまま中盤戦に突入。一手に寄ってあっという間に形勢が傾く難しい局面が続いている。
3日に棋聖のタイトルを防衛したばかりだが、今後も対局は詰まっている。中3日置いて10日には竜王戦決勝トーナメントで山崎隆之八段(40)と対局。さらに中2日置いて、13日と14日は過去1勝7敗と苦戦している豊島将之竜王(叡王、31)との王位戦七番勝負第2局が待っている。順位戦6時間、竜王戦5時間、王位戦8時間(2日制)と長時間対局が続くだけに、コンディションを整えることにも神経が注がれる。
持ち時間は各6時間で、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【夕食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 バターライス 久保利明九段 親子丼と冷たいそばのセット
【夕食休憩時の持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 2時間22分(消費3時間38分) 久保利明九段 2時間45分(消費3時間15分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)