【米大リーグ】エンゼルス-レッドソックス(7月6日・日本時間7日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
大谷翔平の4勝目の権利をつかみとる超ファインプレー。エンゼルスのセンターを守るレガレスが見事なホームランキャッチを魅せた。
5回まで無四球1失点と好投を見せ、迎えた大谷の6回のマウンド。4勝目の権利を持ってあがったが、レッドソックスの先頭9番・ウォンにライトオーバーのツーベースで出塁を許すと、続くヘルナンデスのセンターへのフライでウォンは三塁へタッチアップ。1死三塁から2番・バデューゴに対した大谷は97マイル(約157キロ)の真っすぐで三振に打ち取ったが、続く3番・マルティネスにレフト前に95マイル(約152キロ)運ばれて1点差に迫られた。
その後4番・ボガーツの当たりは右中間への大飛球。2ランで同点と誰もが思った次の瞬間、センターのレガレスがジャンプ一番、この大飛球をフェンスを越えたところでつかみ取ると、場内には大歓声が響き渡った。
このビッグ・プレーにより、大谷は4勝目の権利を持ったまま7回を投げ終えて89球、被安打5、奪三振4、無四球、失点2で交代。その後、チームはメイヤーズ、イグレシアスとつないでリードを守り切った。これで大谷は今季4勝目、日米通算50勝となった。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)