【米大リーグ】エンゼルス5-3レッドソックス(7月6日・日本時間7日 アナハイム/エンゼル・スタジアム)
エンゼルスの大谷翔平投手が本拠地で行われたレッドソックス戦に「2番・投手」で先発出場を果たし、日米通算50勝となる今季4勝目を挙げた。大谷は7回を投げ89球、被安打5、奪三振4、無四球、失点2。その後、チームはメイヤーズ、イグレシアスとつないでリードを守り切った。打っては4打数1安打1打点で、初回の失点を自ら取り返したタイムリーツーベースの場面では、球場が大いに盛り上がった。
無四球の好投を見せた大谷だが、中でもファンが注目した場面がある。それは、3-1とリードの場面で迎えた5回のマウンドだ。5回2アウトまで55球、2死ランナー無しから打席に迎えたのはレッドソックスの8番・サンタナ。
大谷は98マイル(約158キロ)のフォーシームでストライクを取ると、続けて97マイル(約156キロ)のフォーシームでファール、最後は68マイル(約109キロ)のスローカーブで難なくレフトフライに打ち取ってみせた。
この場面にABEMAのファンからは「緩急がエグい」「30マイルの緩急w」などの声が殺到。中には普段バッテリーを組むスズキではなく、この日マスクをかぶり大谷を好リードし、さらに大谷を援護する6号2ランを放ったスタッシーについても「面白い組み立てをする」「スタッシーいいね」などの反応が寄せられた。
さらにファンからは「ホームラン王が投げている」といったコメントが寄せられ、実況が「冷静に考えるとそうなんです」としみじみ応じる場面も見られた。打者・大谷はここまで、ブルージェイズのゲレロJr.に3本差をつけ、31本でアメリカン・リーグの本塁打王の単独トップに立っている。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)