日本プロ麻雀連盟の最高峰タイトル「鳳凰位」へとつながる鳳凰戦A2リーグの第4節B卓が7月6日、東京都・夏目坂スタジオで行われ、一井慎也が一人浮きの卓内トップと快勝を収めた。
前節も+61.3と快勝を収めていた一井は今節も絶好調。1回戦からトップでスタートすると2回戦2着の後の3回戦で役満・国士無双をアガるなど2回目のトップ。さらに最終4回戦では一人浮きのトップを取るなど、4戦3勝・全連対とほぼ完璧な内容で、ポイントでも+88.0と大きく伸ばし、トータル順位で暫定2位に浮上した。「まだまだ先が長いので、この位置に12節終了後にいられるように戦っていきます」と、上位2人という険しい昇級争いに気を緩めなかった。
【試合結果】
1位 一井慎也 +88.0
2位 高橋良介 ▲22.4
3位 古橋崇志 ▲24.6
4位 山田浩之 ▲41.0
◆鳳凰位 日本プロ麻雀連盟のタイトルの1つで、30年以上の歴史がある同連盟最高峰タイトル。A~Eまで計11のリーグに分かれている。A1は12人で行われ、上位3人が前年度の鳳凰位と半荘16回戦でタイトルを争う。
◆日本プロ麻雀連盟 1981年に設立。森山茂和会長。ベテラン・中堅・若手と各大会・メディアで活躍するプロが多数所属する。現在の所属プロは業界最大規模となる600人以上。2016年に行われた「麻雀プロ団体日本一決定戦」でも優勝した。主なタイトル戦は鳳凰位、十段位、麻雀グランプリMAX、王位戦、麻雀マスターズ、女流桜花、プロクイーンなど。
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